食卓セットは、キッチンやダイニングルームに有る場合、部屋の中央に位置しているケースが多いです。
一般的に旧居での荷物の搬出作業の際、引越し業者は食卓セットを台所の中で一番先に搬出することになります。これは、新居でも全ての壁際の家具が設置し終わってからでないと、食卓が部屋の中央にあると邪魔になるからです。
ただ皆さんの立場からすると、引越し当日の朝食も食卓セットを使用される場合が多いので、結構食卓の上に荷物などが散乱していて、引越し作業が滞る原因になったりするのです(笑)。
引越し当日はお忙しくてみなさん大変ですが、食卓セット周辺を綺麗に片付けておかれると、引越し作業がスムーズに行くことを知っておいてくださいね。
食卓セットの破損で一番多いのは、椅子の背もたれの一番上の部分、もしくは座る部分がこすれて傷が入るというものです。これは、引越し業者の家具梱包の仕方に問題があります。
前者のケースでは、一つの椅子を単独で毛布とハイパットと呼ばれる梱包資材で包んだ場合、運搬中などに毛布がはがれて背もたれの部分がむき出しになり、それが地面やトラックの荷台にこすれることによって起こる破損です。
後者のケースでは、二つの椅子を上下に座る部分を組み合わせて梱包する時に起こります。椅子同士がこすれあうのです。いずれの場合も、引越し業者の梱包が丁寧で、家具の運搬の扱いに問題が無ければ防げます。
あと、テーブルの足の破損も多いですかね。食卓セットの天板と脚を分解して運ぶかどうかは、食卓の大きさと搬出・搬入経路の条件によります。その時の作業員の判断で、どちらが正解とはいえないのですが、分解・組み立てが多いと引越しの作業時間が非常に長くなってしまいますし、分解せずに無理にそのまま運ぶと、脚が折れる事故や、脚がクロスなどを傷つけるなどの破損が起こる原因にもなります。
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